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うちの孔雀は、アラフォー。 [ひとり言]


うちの孔雀。

正式には、インド孔雀。

110518裏山の桜 013.jpg

3羽いる。

オス1羽に、メス2羽である。


我が家のふらん器の中で生まれた。

道産子のインド孔雀である。



父は、無類の動物好きで、色々な種類の鳥や動物を飼っていた。

家業である宿屋の屋上に、鳥の施設を作って、

たぶん百羽近くの鳥を飼育していたと思う。


熱帯の鳥や、一般では家畜にするチャボのようなものまで、際限なくだ。

綺麗な羽を持つインコや、大きなくちばしのオオハシもいた。


たぶん、あれは父の道楽である。


オオハシには、バナナを。

インコには、ひまわりの種を。

今、孔雀には、配合飼料と白菜とドッグフードを与えている。


私は、まるで動物園が我が家のような、子供時代を過ごした。

鳥の他にも、魚・うさぎ・犬・爬虫類もいたのだからね…。


物心ついた時には、すでに孔雀がいて、いつも卵を孵していた。

110518裏山の桜 012.jpg

鳥は、卵から孵化した時見たものを親と認識する。
それが人なら人を親と思い、犬なら犬を親と思う。


だから、我が家の孔雀は、人を恐れない。


人を親だと思っているからである。


小さい頃、まだひよこの孔雀を散歩へ連れ出し、
ピーピーと鳴きながら付いてくる孔雀と、遊んでいた思い出がある。

110518裏山の桜 014.jpg

父が生きていた頃からいると思われる3羽の孔雀は、
まだまだ健在で、「わ~ぉ~」と恐竜さながらの雄叫びをあげている。


今年で、父が亡くなって33回忌になる。


父が元気な頃に生まれたとすると…。

110518裏山の桜 011.jpg


お~っ。

彼らは、かれこれ40過ぎる年頃ではないか。

年の割には…。

凛とした姿に、青く光る玉虫色の毛並みは、未だに見事だ。



父の名残り…。


どうか、いつまでも、元気で…。



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ケンパパ

この間、お邪魔した時、クジャクのいる建物を見て、クジャクが居るんだと思って中まで見なかったのですがこんなクジャクが居るんですね。
最近はなかなか連休が取れなくて、そちらにお邪魔する機会がなかなかありませんね。
忙しい時期にしか行けなかったので、今度はゆっくりとお話しできる時期にでも行きたいと思いました。
by ケンパパ (2011-05-21 09:10) 

Jackな気分

ケンパパさま。

お久しぶりです。

そうですね、孔雀の飼育小屋は、庭よりも離れているので、
なかなか、気付かれないことが多いですが。

大きな音に反応して「わ~ぉ~」と鳴くので、
何だ?といつも不思議がられる存在です。

でも、尾羽を開くと、綺麗ですよ~。

怒らせたり、威嚇したりすると、開きます。

開いた羽を、ゆさゆさ振って、怒るんですよ。

ボノが、近寄って酷い声で吠えると、
ゆさゆさが一層大きくなって、綺麗ですよ。

ボノと孔雀のオスは、犬猿の仲です。

今度、またゆっくり入らして下さい。


by Jackな気分 (2011-05-21 21:58) 

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