やっぱり、日本の顔じゃないの? [ひとり言]
JALが法的整理になるそうだ。
時代が変わったと言うか…本当に残念な話だ。
やっぱり、世界的に見ても…、
日航は、日本の顔だったんじゃないのか?
子供の頃に見た、”アテーション・プリーズ”と言うドラマに憧れ、
日航の客室乗務員になりたいなんて…子供心に思ったものだ。
この高所恐怖症の自分でも、なぜか憧れたものである。
飛行機を眺めるのが好きだった父と一緒に、飛行場の屋上へ行って、
あのボーイング727が飛び上がるのを…良く眺めていたのを思い出す。
爆音が衝撃的で…あれが飛ぶ?なんて不思議に思っていた。
どんなに遠くへ旅しても、海外へ行っても、
あの飛行機を見たとき…なぜか安心したものだ。
「そこに、日本がある」くらいの存在感があった。
鶴のマークは、今はもう昔になったんだな…。
日航機に乗ったとたん、そこはもう日本で、旅の疲れが吹っ飛んだ。
日本の匂いと日本の空気が、そこには漂っていたのだ。
当時、日航のサービスは、世界一だと思って乗っていた。
黒い制服のパーサーは、とても紳士的で…ホスピタリティーに富んでいた。
いつの間に、こんな状態になっていたのかな?
ビートルズが来日した映像も…確かJAL?
はんてんを、羽織っていたのを見た事があるけど…。
マイケルが来日したのは…確かにJALだったよ。
最近マイルの利用がし難くなったとは感じていたが。
こんなに病んでいるとは思いもしないでいた…。
買い物は、いつもJALカードを使っているし…。
JALが飛んでいる所では、殆どJALを利用していたのに…。
これからは、何カードを使えばいいのだろう?
そんなことは…どうでもいいことかもしれないが…、大切な問題である。
またひとつ、日本の核となる企業が変わっていく。
本当に、これでいいのか?
守らなくてもいいのか?
こんなこと思ってるのは…自分だけなのか?
本当に、寂しい時代になったな。
もしも運良く、JALのまま…変わらずに残るのであるならば…、
初心に帰って…あの頃を思い出して頑張って欲しい。
また世界一のサービスと安心感を…取り戻して。
誇りをもって…世界の空を飛んで欲しい。
そう願っているのは…きっと自分だけじゃないはず。
古い考えだといわれてもいい…。
日本人なのだから。
コメント 0