ボノの冬散歩 [ワンとお散歩]
流石に1月も半ばになって、冬らしい日が続いている。
朝の冷え込みも、マイナス15℃を越えて、
ダイヤモンドダストが光っている日も、しばしばである。
ダイヤモンドダストは、湿度が適度にあって、しばれて晴れた朝現れる。
ここは、川が流れているから…条件が揃えばすぐに現れる。
リビングから、窓越しに…写真を撮ってみたが…上手く取れない。
自然現象を写真に納めるのは、とても難しい。
今日は特別、昼間でも西風が強く吹いて、とても寒い。
犬たちの散歩も、飼い主は、そこそこに切り上げたいのだけど…、
彼らは、とても元気で…ボノなどは、欠かさず朝夕2度の長い散歩をこなす。
昨日、久しぶりに水源地のコースを歩いた。
人も、長く歩けば、体も温まってくるね。
綺麗な景色を眺めながら…深呼吸をする。
冬の深呼吸もいいものである。
水源地の林に入る手前で…山すそをふと眺めたら。
大きな鳥が飛んでいる。
カラスでないことは、すぐに分かった。
旋回する姿が…印象的だから。
あれは、オオワシである。
尾と羽に入る一部の白が、時々見え隠れするから、
それが、オオワシであるのは…一目瞭然である。
近くに行けば、くちばしの黄色がもっとはっきりするのに。
ちょっと、遠すぎて確認できなかったのが残念だ。
オオワシは、この辺でも時々姿を現すが。
とても貴重な鳥なので、ラッキーである。
たぶん、獲物でも捕らえるつもりだろうか?
いつでも急降下できる高さを、旋回していた。
うさぎでも見つけたら…一瞬で持ち上げて、飛び去る力がある。
いつも、カメラを向けようとするが…その美しさに、見とれて撮れない。
それほど、美しいのである。
しかしながら…ボノは、そんなことはお構いなしである。
自分の獲物を、探すのに忙しい。
ねずみ…なのか?
うさぎ…なのか?
それとも、きつねか…鹿か?
捕まえたこともないのに…鼻がそれを追う本能だけは、大したものである。
一旦足跡でも見つけようものなら…雪原の雪を漕ぎながら追う。
捕まえられるわけがないのに…ね。
ボノちゃん。
飼い主は、それでも足跡を見つけたら…、
「ボノ!! 鹿だよ…行け~~~ぇ~~!」
なんて叫んで…あおるのである(笑)。
「よ~~し! どこだ?? やっつけてやる!」 とでも言ってるのかな?
ボノのやる気満々の姿は…見ていてとても可愛い。
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