思い出して書く旅行記 その1 [ひとり言]
少し、ブログをサボっている間に…もう6月である。
超多忙というほどでもないけれど…。
正直、なかなか書く時間がなかった。
仕事は、GWからドタバタとしていた。
春は、花を植えたり…。
宿の新メニューを作ったり…。
メニューが決まったら…今度は、販促用の写真撮影である。
毎日何かしら忙しいこの時期だが。
個人的には、ちょっとした犬連れ旅に出たり、
週末には、遠方の犬友が、遊びに来てくれたりと…。
とても有意義な時間を、過ごしていた。
何から書いたらいいだろうと思ったけれど…。
まずは、久々の「犬連れ旅」について、書いておく事にしよう…。
今回の旅は、急に決まった。
きっかけは、滝川に用足しがあったことから始まった。
自分的には、ついでに札幌へと足を伸ばして…、
コストコにでも寄ってショッピングを…なんて考えていた。
隣にオープンしたアウトレットを見るのも悪くない。
でも、突然。
ボノ父が、「1泊で行こう!」と言い出した。
「どうせなら、もう1泊…」なんてことになり…。
話は、トントン拍子に…決まった。
旅の予定は、こんな安易な発想から展開するものである。
行き先…いや宿泊先は、ニセコ&定山渓。
犬連れ歓迎のホテルを探しているうちに…必然的に、こうなった。
1泊目、ニセコ・ノーザンリゾート・アンヌプリ。
2泊目、ぬくもりの宿 ふる川。
と…こう言う具合になるのは…たぶん王道であろう。
出発当日は、晴天。
少々暑い中のドライブになった。
途中、滝川の用事を済ませてから。
小樽の知り合いの酒蔵へ寄り。
倶知安を経由し、ニセコへ入る。
2日目の羊蹄山
夕方の羊蹄山が、間近に見える。
とても綺麗だ。
倶知安は、寒くて雪が多いところだ。
いたる所に、スキー場が見える。
洒落た、ひらふ地区のペンション群を、横目に見ながら。
アンヌプリ方面へと走る。
宿は、低層の都会的な佇まいである。
まず、犬を車に置いたまま、部屋の偵察。
犬たちは、慣れない場所に、少々不安気だ。
ロビーはとてもお洒落で、お部屋は狭いが…落ち着いた雰囲気である。
ポニーのぬいぐるみとボノ父
チェックイン後は、犬たちを落ち付かせて。
程なく食事の時間になった。
ここは、全般的に評価の高い宿である。
冬が繁忙期のスキーリゾートだから…。
春から夏にかけては、オフシーズンになる。
犬連れOKは、このオフシーズンのみだ。
この時期は特別、食事は、テーブル・オーダー・ビュッフェである。
テーブル・オーダー・ビュッフェとは、メニューの中から、
好きな物を幾つでもオーダーできる、夢のようにお得なスタイルである。
何度でも、同じものを。
幾つでも、オーダーできるのだが。
計画的にオーダーするのが、得策でスマートである。
メニューは、主に洋食中心であるが、バラエティーに富んでいた。
料理の名前は、メニュー表から探してみて欲しい。
結構これも、楽しいかも(笑)。
少しずつ盛り付けられて出てくるお料理は、とても洒落ている。
ワインを飲みながら食べる食事は、想像通りに、大満足だった。
温泉は、残念ながら…掛け流しとはいかなかったが。
ボノ母には、結構満足の大浴場であった。
そうそう、このホテルで感心したことは、水の旨さである。
感動的に、旨いのである。
羊蹄の伏流水であろうか?
最近売り出している、ボトルの水は有名であるが。
ここでは、いつ蛇口をひねっても、実に冷たく柔らかい水が出て来る。
宿の売りになるのに!と思いながら、何度も飲んだ。
水が旨いのは、とても心地がいいと実感する。
さて、少し分離不安的な犬たちは、食事の間、車のクレートにいた。
部屋から、ボノ父が離れると、ヒィ~と声を上げるのである。
「おい、おい、頼むよ~」なんて言いながら、なかなか部屋を出られない。
そんな時は、車に入れた…車は自分のテリトリーであるから…静かになった。
我が家の犬たちも、もう年だろうか?
彼らの、こんな後追いは、珍しい行動である。
しかし、絨毯とベットの環境には、飼い主も彼らもすぐ慣れた。
自分が、こんな宿が好きだからである。
旅館よりも、ホテル派だということである。
ホテルは、客を自由に放っておいてくれる感じが好きである。
飼い主が落ち着くと、犬たちも落ち着く。
当たり前である。
トイレも、粗相なく…シートで完璧。
何よりも…運が良かった。
オフシーズンで…お客さんが少ない。
自分たちの近くに、宿泊客の気配がないのである。
静かである。
少々吠えても、クレームが来そうにない。
犬たちは…夜、良く眠ってくれた。
自分は、彼らの寝息を聞きながら…夜を明かす。
殆ど眠っていないのは、私だけである(涙)。
静かな朝。
野鳥の声で、目が覚める。
さずがに、ニセコの朝である。
ちょっとした、リゾート気分の目覚めである。
こうして無事に終えた1泊目であった。
~その2へ 続く~
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