能取岬から知床へ [ワンとドライブ]
久しぶりに、出かけてみることにした。
仕事も一段落して、雪が降る前にと思っていた…。
知床の、とある温泉旅館。
噂の90品バイキングを、頂くためである。
我が家は、犬中心の生活であるから。
今回は、食事だけの予約である。
どうやら、お食事には、入浴も付いているらしいが。
時間的な余裕がなかった。
帰りは、結構遅くなるだろう。
残念である。
同業者を訪ねるのは、勉強のためである。
顧客満足度が高い、このレストランは…。
さて、どんなメニューを、どのように提供しているのであろうか?
それを知るのが、目的である。
今日は、ボノとココを連れて行くことにした。
サロマ湖方面へ向い、オホーツク海に沿って、車を走らせる。
途中、能取岬で夕日をみるつもりだったが…。
さすがに、最近は日が短いから、数十分ほど、間に合わなかった。
あたりは、もう薄暗く、夕日はすでに沈んだ後であった。
ここは、飼い主も犬たちも、お気に入りの場所である。
季節外れは、意外と人が少なく、景色がいい。
こじんまりとした灯台のフォルムが、なんともいい。
色・形・位置が…大好きである。
夏にいる馬たちは、もう冬ごもりに入っていたのが残念である。
犬たちを、思い切り走らせ、トイレを済ませたあと。
知床のウトロへ向う。
海が鉛色に荒れて、少々不気味である。
ごうごうと音を立てていて、夏に見た景色とは全く違った様子だ。
「ここで、ボノ…プッカプッカしたのにね~。」なんて思いながら海を見る。
それにしても、知床とは良く言ったものだ。
遠い。
遠く感じる。
「シリエトク」 陸地・大陸の終わり、地の果てである。
オジロワシが、飛んでいた。
渡らない個体だろうか?
いつ見ても綺麗である。
目的地にに着いて、レストランへ向う。
あこがれの、オープンキッチンである。
印象。
大きい。
広い。
社員教育がいい。
種類が多い。
特に、目新しいメニューではないが…。
北海道に拘りたいという、努力を感じる。
スィーツだけでも、かなりの種類である。
青いカレー?
不気味だが、旨いらしい。
個人的に気に入ったものは…。
知床地鶏のやきとり。
柔らかい!
にぎり。
種類が豊富!
流氷アイス。
塩味がいい!
マンゴーミルクアイス。
マンゴーなら、なんでも好き!
りんごプリン。
コンポートがのって、面白い工夫!
少し疑問なのは、食材のロスである。
どう処理するのか?
チョコレートファウンテンのチョコ…どうすんの?
我が家の、ファウンテンは小さいから、扱い易いが…。
なんて、帰りの車では、ボノ父と話が盛り上がる。
それにしても、社員が頑張っている。
とにかく、フレンドリーである。
食材だけではないな!
これが、顧客満足度の高い理由であろう。
こちらの旅館のオーナーとは、一度旅行でご一緒したことがあるが。
とても物静かな方である。
それにしても、社員教育は、これからの課題である。
「ようこそ、いらっしゃいました!」という。
心からの言葉を、言える社員が、我が家には何人いるだろう?
「ありがとうございました」
「またお待ちしております」
リピーターを増やすための努力を、明日からまた、真剣に始めよう。
ボノとココは、疲れた様子。
留守番のトッティはもちろん、犬たちには迷惑な一日だったようだ。
ごめんね…。
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